つづき
で、しばらく目当てのお宝を探し歩いてると、新聞や雑誌に紛れて
見つかりましたよ、エロトピア。
それから出るわ出るわ、ゴロやスコラ。
ちょっと夜露に濡れちゃって微妙に本が湿ってるんだけど、そんなの関係ねえ
カバンに入れる。入るだけ入れる。ちんこコリンコリンになりながら。
自分へのご褒美だね、こんだけ勉強頑張ってるんだもん、今夜はオナニー
しまくるぞーって感じハイテンション。
ただしあんまり長時間ゴソゴソやってると、道を通りがかった人に
見つかったりする恐れがあるので、そろそろ撤収かなあって思ったその時。
なんかどこからともなく視線を感じ、「え?何だろこの嫌な感じ」
と思ったかどうかまでは覚えてないが、とにかく変な雰囲気を感じ取った。
で、すぐさま身をかがめてゆっくり周りを見渡して見る、、、誰もいない、、、
もし誰かオトナの人でもやって来たら、すぐに誤って逃げようと心の準備。
まあどうせゴミ漁ってるだけだしね、子供のやる事だから見逃して
くれるだろ、きっと、とか考えながら。でもその時点で心拍数やや上昇。
暗い中を念入りに観察し、どうやら誰もいないな、よし今のうちに
帰ろうと思ったとき、新築中の民家の骨組みのてっぺんに誰か立ってる!
仁王立ちで。腕組んで。でも夜空に人のシルエットしか分からない。
自分のいる場所からおよそ30m。どう目を凝らしても顔とか体の
色、模様がわからない。ものすごいドキッてしてもう心臓バクバク。
心拍数急上昇!
その時夜の10時過ぎ。季節は確か秋から冬にかけて。風もあって肌寒い。
瓦も載ってないただの骨組みのてっぺんに仁王立ちする人影。
おそらく普通の人なら簡単に登ることも降りることもできないはず。
オレは何度も凝視して確かめようとしたので
幻でないことは確か。しかしそれ以上は正体分からず。
恐ろしくなって小走りで自転車の所にまで戻り、ダッシュで逃げました。
あれは一体何だったのかと今でも思う。大工さんなわけないし、天狗?
同じようなモノ見た人いる?いたら教えてほしい
長文スマン
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