地域の伝説やまじない・風習


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001 2011/12/07(水) 12:04:42 ID:P7/KS4n7F.
地域によって、民俗学では無名の、驚くべき伝説やまじない(この21世紀に何だが…)風習(あるいは悪習)が
残されていることがある。
それを公にしてしまうスレです。

参考スレ
http://news23vip.blog109.fc2.com/blog-entry-1898.htm...

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※省略されてます すべて表示...
194 2015/05/30(土) 08:22:00 ID:C3/28ke6yQ
テスト  

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195 2015/06/27(土) 16:53:05 ID:ZYST5tyiPk
かなり上の世代の迷信。長崎あたり?
子供が夜泣きしていると、母親が「ヨゴレハッチョウが来るよ」と脅したとか。
字面からして『汚れた浮浪者がやってくる』と思いがちだが、『夜声は8町聞こえるから、夜は静かにして早く寝なさい』という意味で、
妖怪の名前にされたらしい。

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196 2015/07/14(火) 15:07:44 ID:cAH/AlSZK2:au
家の爺さん(88)なんだが
物貰いが出来たら藁を目の前で結んで、結び目を燃やすんだわ。

藁がパチパチ燃えれば治る
音がしないで燃えれば治らない
誰でも出来ない。ある年生まれなら出来るまじないと言ってるよ

実際治るから凄いと思ってます

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197 2015/07/15(水) 06:32:57 ID:6GfRCcLE1k
     かつて甲府地域にあった、レイプ奇習「旅娘輪姦」 ! 被害者たちの哀しい末路とは!?

■「山小屋OL殺人事件」とは?

1983(昭和58)年9月、山梨県にある奥秩父連峰・瑞牆山(みずがきやま)の山中にある雑木林の中から、女性の腐乱死体が発見されるという事件が発生した。
後にこの事件は、付近の山小屋を管理する男が容疑者として浮上。同山小屋を訪れた登山客のOL(当時22)を乱暴して殺害していたことが判明する。
世に言う「山小屋OL殺人事件」だ。
実はこの事件が発覚した当初、地元民の間では、にわかに「ある噂」が囁かれるようになっていた。
それは、かつて甲府地方を中心とした広範囲の地域において行われ、既に消滅していると考えられていた「旅人を襲い、輪姦する風習」が、時を経て
「復活」したのではないか?というものである。

■門外不出の奇習・旅娘輪姦

この「旅人を襲い輪姦する」という奇習が同地方で生まれた経緯や、具体的な時期などについては、判然としない部分が多い。
一説によると、室町時代中期から江戸時代前期にかけて、甲信地方で賑わいをみせていた一連の鉱山事業において、関東各地からこの地へと流れつき、
定住化していった鉱夫たちによって行われるようになったとも言われている。だが、その手段や呼び名、さらにはそれぞれに割り振られる役割分担などについては、
点在するコミュニティごとに内々で決められた門外不出のものであった。このため、同地を研究している郷土史家たちですらも、
この奇習に関する具体的な内容を知る者は少ない。
何代も続く地元旧家の子孫らによると、少なくとも戦前の昭和10年頃までは行われていたことが確認されているという。

当時、標的となる若い娘の旅人が手に入ると、その参加者たちは「よばれる」(当地の方言で「ご馳走になる」の意味)と周囲に言い残しては、
夜な夜な飛び出していったものなのだという。そして、彼らの目指すその先には、峠道で見知らぬ男たちに強引に連れ去られた若い娘たちが、
仄暗い山小屋の中で、薄汚い男たちの手によって無造作にその肢体を弄られて、無念の涙を零していたのである。

この奇習において、被害に遭った女性が辿る道は、大きくわけて次のふたつだ。ひとつはそのまま身ひとつで温泉地などへと転がりこみ、
流しの遊女(ヨタカ)となること。もうひとつは、そのまま男たちによって山中に打ち棄てられること、だ。
いずれにしろ、当の被害者からすれば「地獄」でしかないが、後者について言えば、行為中に死亡してしまった場合などは、その女性を担ぎ、
日頃、人々が訪れぬような山深い場所へと遺棄することが通例となっていたという。
なお、その際に必要な遺体の運搬役は、外部への情報発信能力が強く制限されていた被差別部落民が借り出されていたとする話もある。

なお、冒頭でご紹介した「山小屋OL殺人事件」において、犯人である山小屋の管理人は、女性を乱暴し、絞殺した後、登山道から約100メートルも下にある雑木林の中へと、
女性の遺体を遺棄した。その場所は、はからずもかつて男たちが、旅娘の亡骸を無造作にうち棄てた場所の近くだったという。
当時、古くからこの地に住む人々の多くが、あの奇習が復活したのではないかと考えたのも、さもありなんといったところである。
(文=戸叶和男)


TOCANA かつて甲府地域にあった、レイプ奇習「旅娘輪姦」!被害者たちの哀しい末路とは!?
http://tocana.jp/2015/06/post_6600_entry.htm...

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198 2015/08/10(月) 06:20:15 ID:vMBA1KhFDk
家の上をカラスがイヤな鳴き声をあげながら旋回すると、近いうちその家人が亡くなると祖父らが言った。
「今日はカラス鳴きが悪い」と言い、やたらと警戒した。時には石を投げてカラスを追い払ったことも。
祖父らの言い分によると、「カラスは弱ってる人が放つ『臭い』を嗅ぎ分ける。もしかしたら生きながらにして腐敗臭みたいな
ものを放っているのかもしれん」とのことだが……。

異界探訪 カラスの死骸はどこに消える?
http://commushougai.seesaa.net/article/394417007.htm...

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199 2015/08/19(水) 21:22:12 ID:Ka0NsLynWk
キュウリは絶対つくらない 神様との契り

話は約180年前に遡る。江戸時代の文政年間、不審火が続き、1つの集落がほぼ全滅したという。
三原町市・小井地区。住民たちは当時、約5km北にある西淡町松帆檪田(いちだ)へ向かい、火災を防ぐ神様をまつる秋葉神社に参った。
1人が神社の紋を指さした。「ほら、キュウリの葉に似てる」
そのとき、みんなで誓った。「金輪際、キュウリの葉を踏まないために、キュウリを絶対つくらない」
37軒の小さなこの地区では今も、緑色の細長い実は見られない。80歳代のおばあちゃんから、地元で伝わるこんな話も耳にした。
「ある日、井戸端に落ちてた種からキュウリが生え、つるの張った垣根が燃えた。それで、いよいよ怖いもんじゃと分かった」
キュウリだけではない。伝染病から身を守るため、「カニを食べてはいけない」という決まりもある。

地区の氏神、春日神社の宮司を務める喜田宏和さん(58)にその理由を尋ねると、「昔々、ぜいたくなカニを我慢して口にしませんから、
どうか病気にかからないようにお願いしますと、集落の人たちが神様と約束したんです」
宏和さんは3代目。5年前、97歳で亡くなった先代の友鹿さんを思い出すことが多いという。
地域の伝承をよく知っていて、新聞社や郷土史研究家が訪ねてくる有名人だった。
時は流れ、地区にはマンションもでき、新しい世代に変わる。
食料品はスーパーで手軽に買えるし、「キュウリの話をしても、若い人には『あ、そう』てなもん」
押し寄せる都市化の波。かといって、地区の人たちは秋葉神社へ毎月、2軒がお参りに行く。3月1日はすべての家が総参りもする。
宏和さんは言う。「決まりが廃れることはない。宮司はそれを伝える役目がある」

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200 2015/08/20(木) 07:02:25 ID:rdbdWFk5W.
十五夜、お月見になぜ団子、すすきを供えるのか。
http://毎日雑学.com/juugoya-dango-susuki-3...

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202 2015/09/16(水) 21:14:40 ID:tkRlcXG48U
やかんの口を紐でグルグル巻きに縛り、やかんに向かってツンデレ口調で、
「この紐を解いて欲しかったら言うことを聞くんだ……(ここで任意の願掛けをする)。じゃないと紐を解かないぞ!」
という、おまじないをする地域があるそうです。何故やかんに高圧的なのか。

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203 2015/09/21(月) 10:11:10 ID:x.FvuefMzI
考えてみれば、獅子舞に頭を噛んでもらう風習もおかしなものだよな。
頭を噛んでもらうことにより、その1年無病息災でいられるとか、子供なら賢くなるとか言われているようだが。

風流系獅子舞の源流とされる群馬県の南西部甘楽町秋畑の伝承では、「獅子はインドで人を食べて生きていたが、インドに人間が少なくなってきたので大和の国に
行こうとしたところ、それを察知した日本の神が狐を天竺の権田河原に遣わし、獅子に『大和では人を食べる代わりに悪魔を退治すれば食べ物を与えられ、
悪魔祓いの神としてあがめられるだろう』と諭し、狐が先導役になって日本にやってきた」とされているようだ。

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204 2015/09/23(水) 22:16:18 ID:PdNAoblaeU
端午の節句には、玄関の扉や屋根に菖蒲を飾ることで魔除けの効果があると信じられてきた。
5月は陰湿で厄病が流行りやすい時期であると同時に、田植えの時期でもある。大事な働き手である女たちを厄払いして、
清浄な体にしたい、そういった願いがこめられているとのこと。
菖蒲の薬としての効能から魔除けというより、病気除け=厄除けに変遷したのではないかと言われている。

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205 2015/09/30(水) 06:22:24 ID:gf21o.VCkQ
蛇に関する言い伝え。日本各地で吉凶禍福異なる。

・蛇の抜け殻を財布に入れておくと金がたまるようになる。
・蛇が道を横切ると悪いことが起こる。
・蛇がトグロを巻いているのを見ると良いことがある。
・蛇の交尾を見れば吉。
・蛇が番うのを見れば、子をはらむ。
・帯を枕元に置いて寝ると蛇の夢を見る。
・蛇の夢を見れば、験が悪い。
・蛇がふところに入った夢を見ると、お金が入る。
・蛇が家の下に生き埋めになると不吉なことがある。
・沖で蛇の話をすると不漁になる。
・味噌桶の下に蛇が這うと、味噌がだめになる。
・倉の蛇を殺すと貧乏になる。

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206 2015/10/08(木) 19:41:49 ID:r48USc/mUY
こないだの川島なお美の葬儀で思い出した。
出棺時、霊柩車がクラクションを長く鳴らすのはなぜか?

いくつかの諸説がある。クラクションの由来は、古い風習の葬儀の際の葬列である、野辺の送りで行われていた『茶碗割り』の名残りというもの。
この『茶碗割りの儀式』は故人の霊が再び家に戻って来ないで成仏してあの世に行けるようにと行われた。
この時の茶碗を割る音が今も風習として残り、クラクションを鳴らすよう変遷した。同時に現在では、火葬場まで行けない人へのお別れの挨拶の意味を込めているらしい。

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207 2015/10/12(月) 11:22:08 ID:zu9cuOP5P6
稲刈りの時期に、8歳になる男の子が山頂付近にある天狗の面をつけて里におりてきて、
稲刈りが終わったら米を持たせて元の場所に面を戻させていたらしい。東海地方山間部、明治初期。

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208 2015/12/10(木) 06:16:48 ID:tiY1KbAR8I
正月の漁師の行事として、千葉県勝浦市川津の初漁がある。

1月2日には勝浦市の各地区でノンゾメ(乗初め?)と言う行事が行われ、その内容は各地区で違うようです。
川津では船の上から、もち、ミカン、お金などをまき、景気づけに漁をしている格好をしたり、漁をしていないのに「今日は大漁だ」などとみんなで話したりします。
その後日、初めて船で港を出ることを初漁と言い、その日は一般的に知られている大安などの陰陽道ではなく、さらに細かく分かれている日蓮暦で良い日を探して決められます。

初漁の中でも、一番先に港を出ることをナマキリと言い、ナマキリの船はその年、事故や怪我などの災いがあると言われ、漁師は忌み嫌います。
そこで川津では、公平にくじ引きでナマキリ船を3隻決めます。
ナマキリに決まった船には、初漁の日の朝、川津漁港のすぐ近くにある津慶寺(しんけいじ)の住職がお経をあげ、操業の安全を祈祷。
普通、このような場合は神社の神主が御祓いをして災厄を除きますが、川津では、なぜか寺の住職が呼ばれるわけです。

いよいよナマキリに決まった3隻の出船。しかしこの3隻はお経をあげてもらっていても、ナマキリの中のナマキリにはなりたくなく、港口でゆっくり前進したり、
たまに後退したりしながら、互いに相手の出方を見ます。このようなやりとりが10分以上続いた後、我慢しきれなくなった船が渋々港から出て行きます。
ナマキリ船が出た後は、待っていた船が一斉に出港します。出港前には大漁旗や国旗などで船は飾られていますが、風で切れてしまわないように、旗は降ろされる事が多いようです。

ちなみに大漁旗や国旗などの正月の飾りは、前の年に不幸や出産があった船には飾らない事になっています。
港を出た船が向かうのは、港を出てすぐの所で、そこはお経をあげた津慶寺の正面になります。その場所で船は反時計回りに3回まわり、お参りをします。
3回まわった船上では、海水をバケツで汲んでまいたり、御神酒や米をまいたりして、その年の豊漁を祈願しながら、命を預ける船を清めるそうです。

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209 2015/12/31(木) 12:20:20 ID:kLXEa6Aybs
高知県土佐清水では『漁マイリ』という風習がある。
カツオの一本釣り漁民の妻たちが、夫たちの出漁中に大漁を祈願して神社に参拝する習わしである。
この際、妻たちは神に向かって着物の裾をめくり、自身のオメコを見せる。こうすることで神は喜び、彼女たちの願いを叶え、
夫の船が大漁になると信じられている。

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210 2016/01/13(水) 22:19:47 ID:jdgCW21tR2
漁師といえば、『沖言葉』が一般的に知られている。
死などの縁起の悪い言葉、および四足動物や蛇、あるいは鯨のような神聖視される動物の名前が沖言葉とされ、
これを口にすると不漁や転覆などの不幸を招くと信じられている。
“去る”に通じる猿および蛇を忌むのは全国的で、猿をエテコウ、蛇をナガモノと呼ぶことが多い。
その他、猫をヨコザ、牛をタワラゴ、熊をヤマノヒト、鯨をエビスなどといい、猟師の使う『山言葉』と相通ずるものもある。

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211 2016/01/17(日) 09:43:51 ID:NvOHJl1zqo
またまた漁師ネタ。
妻以外の女とセックスした夢を見た明くる日は必ずといっていいほど海が時化るので、そんな日は漁に出るのは慎む。

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212 2016/01/19(火) 12:23:55 ID:D2gbiQUSFw
東北の人は、子供のころ悪さをすると大人に「モッコがくるぞ!」と脅かされたとか。

5,東北縄文文化研究会 「モッコくるぞ!」とは何か
http://tohokujomon.blogspot.jp/2011/11/blog-post_8862.htm...

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213 2016/01/20(水) 12:06:38 ID:.DxlVSoY7.
昔の人は、夕方にかくれんぼをするのはタブーとされたらしい。

隠し神
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%A0%E3%81%97%E7%A5%...

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214 2016/01/22(金) 19:48:19 ID:SiNcbskBrE
長野県遠山地方では、天狗のことをグイン様、またはグリン様などと呼ぶ。これは狗賓(グヒン)が訛ったものと思われる。
下栗では、グリン様は山のツルネ(連嶺=稜線)を通るといい、ツルネに家を建てるとグリン様の祟りがあるという。

昔、下栗尾根の炭焼平というところに、保敷作右衛門という人が作小屋を建てて山畑を耕作していた。
毎晩夜更けになると、グリン様が馬の鳴り輪の音を立ててこの尾根を通った。恐ろしくて小屋をツルネから下の方に移すと、音はしなくなった。
また、上村程野、八重河内の屋峰、中根の根平には、山のツルネに「根の神(子の神)」という山の神が祀られている。
日が沈んでから山の方角を見ると、明かりがチラチラと灯って列をなし、山を登っていくのが見えることがある。これはグイン様の行列であるとも、狐のいたずらだとも言われる。

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215 2016/01/23(土) 09:14:50 ID:WziL5tTREQ
217 2016/03/06(日) 12:57:29 ID:jHcB2yWqDc
昔は好きな女の子の陰毛がお守りになった。
特に戦時中は「弾(玉)よけ」として人気があった。敵の弾丸と、金玉を掛けたもの。出征兵士のお守りとして重宝された。

NAVERまとめ 女性の陰毛がお守りになるって知ってた!?
http://matome.naver.jp/odai/213681037493932520...

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218 2016/05/22(日) 07:53:30 ID:uLN6ahxPH.
短期間だが、地方の雑誌社でバイトしてた時の話だ。
仕事はお茶くみから掃除に買い物。いわゆる雑用でいいように使われてた。
その日は珍しく取材のアシスタントとして同行する事になった。デジカメ、ICレコーダー、ビデオカメラ、
言われるがままカバンに詰め込み助手席に乗り込んだ。
当時の俺はペーパードライバーだったから運転はしなくてすんだ。地方都市から取材先までは遠かった。
目的地に着いたのは昼も随分すぎたところだ。

かばんを持ち後につづいた。先方に挨拶をし、自宅に上がらせてもらった。
取材の相手は、職業が「マタギ」。いわゆる猟師だそうだ。許可を得て鉄砲を所持し、生活の糧とする。
自然の恵みの恩恵で暮らし、山からは動物や山菜を頂き、川からは魚や水を恵んでもらう。
こう書くと柔らかく感じるが、自然と向き合って生きていくには困難な事も多いらしい。

すっかり日が落ち、取材も終わったのでお礼を言って帰ろうとすると、猟師の方に晩御飯でもと誘われた。
早く帰りたかったが判断するのは俺ではない。他では聞けない面白い話しを聞かせてあげるからと言われる。
隣りの先輩を見ると満面の笑みを浮かべ、ありがとうございますと言った。俺も真似をした。
食事が終わると、先方は語り始めた。

「山も川も縄張りがあってな、普通の人はいいんだが、俺らみたいなモンは決められとる。それを荒らすモンもおる。
そんなモンらを懲らしめる為にな、おまじないを使うんじゃ。それはな、『鬼熊』って言ってな、自分らで作るんじゃ。
親子でおる熊を見つけたら、母熊を撃つんじゃ。ただし絶対に殺さん。瀕死の所で四肢を切るんじゃ。
ワイヤーで首をくくり木と繋げる。子熊は離れんから、そのまま放っとく。熊は強いからそんなんじゃ死なん。
頃合いを見て、母熊の目の前で子熊をなぶり殺す。子熊の首を斬り落とし、皿の上に乗せ母熊の前に置く。死ぬまで。
母熊が死んだら首を落し、子熊の首をどかし皿に乗せる。それを自分の山の守り神さんの所に持っていきお供えする。
子熊の首は懲らしめたいモンの山に棄てる。相手は酷い目に合う。この辺では今もやっとるんじゃ」

気のせいか、血の匂いを感じた。とにかく、取材と晩御飯のお礼を言いその家をあとにした。
帰りは、2人とも無言だった。
異文化というより異次元に触れたように、ライトが照らす闇の先を眺めていた。

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219 2016/05/24(火) 20:06:39 ID:51cBQBMAk6
みなまたの民話『山の神』(熊本県水俣市)

昔から水俣辺りでは、山の神はオコゼ(虎魚)が好きだといわれているが、その故事は次のようである。
大昔、山の神に一人の娘神がいた。この娘神は年頃になって、どうしたことか急に部屋にこもって食事にも出てこなくなった。
母神が心配して、娘神にその訳を尋ねてみると、娘は「谷川に下った時、ふと澄み切った谷川の水に自分の顔が写ったのを見て、
そのあまりにも醜い自分の顔に驚き、悲観して死んでしまいたくなり、食事も喉を通りません」と言った。

それを聞いた母神は、「なんだ、そんなことだったのか、この世の中にはまだまだお前よりも醜いものがいる。
ひとつも心配することはない」と慰めた。
すると娘神は「それなら、そんな醜いものは何でしょう? 私に是非見せて下さい」と母神にせがんだ。
それならと、母神は若者を海に走らせ、オコゼを捕ってこさせて娘神に見せた。

それを見た娘神は「ハッハッハー、これは本当に醜い顔をしている」と、大声を出して笑い出したが、それから機嫌をよくした山の神は、
オコゼをいつも自分の側に置いて居たとかで、それから「山の神はオコゼが好き」と言われるようになったそうである。
こうした故事に習ってか、昔の狩人たちはオコゼを求めて百枚の和紙に包み、お神酒と一緒に山の神にお供えして山の神を喜ばせ、
山での安全と豊猟を願った。そして、狩りで山に入る時には必ず山の神にお参りして、オコゼを包んだ和紙を一枚頂き、
それを身につけてお守りとした。その紙がなくなると、また新しいオコゼを求めて同じ様に和紙にくるんで奉納した。

山の神に供えたオコゼは、山の獣たちに失敬されずにミイラになっても残っているが、それはオコゼの背びれに毒針があることを
狐や狸どもが知っていたからかも知れない。
また、腐らないでミイラ化するまでに残っているのは、昔の和紙が蝿などの産卵を防ぐ役目を果たしていたからではなかろうか。
さらに、山の神がオコゼを好まれることについては、次のような話もある。
オコゼは「顔は一番醜い魚だが、腹の中はどんな魚よりもきれいである」( オコゼの内臓は非常に美味しい)したがって、
山の神が顔のきれいな者よりも邪心のない腹(心)のきれいな人を好かれるということは、邪心は災禍を招き、
正心は難を逃れるの道理を教えているものであろうと。

また昔は、女房のことを山の神といったが、これは女房が一般の家庭では苦しい家計を束ねる唯一その家の守り神的な存在で
あったからであろう。
そして山の神が自分より醜いオコゼが好きだということは、女性の嫉妬心の強さを物語っているのかも知れない。
 
                                                        水俣市史「民族・人物編」より

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220 2016/06/09(木) 21:30:35 ID:exitmRs5pA
「イッサイ、ニサイノシシ、ウマノケノカズ、タタカセタマエ、ヤマノカミ、アブラウンケンソワカ」
マタギの解体(ケボカイ)の呪文。

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221 2016/06/11(土) 15:25:50 ID:PcJxPH0pX2
マタギが猟のために山入りする際、守らなければならない掟や禁忌には、女に関するものがある。
たとえば、山入り中には、女の話や色話をしてはならない。なぜなら山の神様は女の神様、しかもひどい醜女(しこめ)なので、
マタギたちの女たちの話に嫉妬して獲物を授けなくなる。そればかりか場合によっては、空を荒れさせたり、
雪崩を起こすことまでしてのける。実際、うっかり猥談などしようものなら、すぐに垢離をとらなければならない掟になっている。
女房持ちのマタギの場合、出猟前の数日間は寝床を別にしているほど。

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222 2016/06/19(日) 15:52:59 ID:tAbn53be6.
うちの祖母は嫌な客が来ると早く追い出すおまじないと言って、ホウキを逆さまにし、風呂敷を上にかけていました。
本人に見つかってはダメなのだそうです。あれは一体何だったのか…

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223 2016/06/20(月) 23:04:37 ID:KLibgD79Lw
↑ソレ日本中どこでもそうだから。
逆さ箒でぐぐってみ
おまえの婆ちゃんの特別なおまじないじゃないから
ちなみに、風呂敷じゃなくて手ぬぐいが一般的な。

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224 2016/07/16(土) 09:48:47 ID:gL6a11oiL2
葬送豆知識 真肉親類 脂肪親類

かつて沖縄では死人があると親類縁者がその肉をたべるというような風習があったといい、
近い親類を真肉親類、遠い親類を脂肪親類と呼ぶのは、それに由来すると伝えている。(伊波普猷「南島古代の葬制」より)

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225 2016/07/17(日) 08:46:36 ID:crvsq64VR2
古代人の生の理想は長寿をまっとうしたあげく、自然死することであった。長寿は神としてあがめられ、生きながら常世(とこよ)の神とみなされた。
それに比べて、何らかの事故で死んだ者は最も忌むべき死に方として嫌悪された。
次項の表にあげた死者は若死の者を含めて、すべて異常死者である。この異常死者は長寿をまっとうすることができなかった
恨みを現世に残していく。
そのための鎮魂が必要であったが、その鎮魂に用いるやりかた言葉でも行為でも、ふつうの病死者のように、おだやかものではなかった。

南島では、事故死者が生者にわざわいを与えることのないようにさまざま手段が講じられた。
沖縄本島の国頭(くにがみ)では溺死した水夫、やけどで死んだ老婆は逆さに埋葬した。
再生しないための措置である。土地の人は、こういうところを通過するには、かならず木の枝を折ってその上に投げねばならないとしていた。

宮古群島の池間島では、生まれて2.3ヶ月のうちに死んだ子供の身体は、アクマと呼び、海岸べりの洞穴に投げ捨ててかえりみない。
明治の末頃までは、頭に釘を打った。また斧や刀で切りきざみ、「二度と生まれてくるな」と言いながら、
夜中に島の北の青龍(あおぐむい)と呼ばれる洞穴にそっともっていった。
大神島でも溺死者や夭死者、伝染病で亡くなった者は墓に入れなかった。
生をまっとうしなかった異常死者を沖縄では、ひっくるめてキガズン(怪我死)と呼んでいる。

                               (谷川健一著、『古代歌謡と南島歌謡・歌の源泉を求めて』)

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226 2016/09/03(土) 07:22:58 ID:SfOlqmOBNM
蛇を指さしてはならない。
うっかり蛇を指さしてしまった対処法は、指を噛む・噛むマネをする・指に唾をつける・
手刀で指を切る素振りをする・「お前の指は腐れ指、わしの指は金の指」と呪文を唱える・
人に指を踏んでもらう……そういったことをすれば腐り落ちるのを回避できると言われる。

ここで腐れ落ちるとされるのは恐らく第2指、人さし指のことだと思われる。
岩手県九戸郡では「悪夢を見る者は親指を噛んで寝ればよい」と言われており、親指を『ヘビガシラ』と呼ぶ。

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227 2016/09/06(火) 19:22:30 ID:Vq1g69fbRM
満月のおまじない

満月まじない

満月がでたら空の財布を振るまじない
果たして効果があるのかは判らない
興味ある人は試見るといい
ただし、満月まじないはボイドタイム(魔の時間帯)では避けなければならない。
この時間帯にまじなっても効果がないどころかロクな事がないので注意しなければならない
詳しい事はこのサイトを参考にすればすればいいだろう

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ボイドタイム2016年早わかり表【満月新月カレンダー付】
http://xn--ecka4ftb2f2a.com/

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228 2016/09/19(月) 23:45:26 ID:385EXcvdRI
>>226
コレきっと、「蛇に噛まれない」ための、まじないなんだろうね。
ソースは小学生のころの俺w
指さすというか、棒切れで突こうとして手を伸ばしたら正確に
指に噛み付いてきたわ。
どうも蛇って赤外線?熱源を追って噛み付くそうで。

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229 2016/09/25(日) 07:38:37 ID:OMixYw9Rws
[YouTubeで再生]
失せ物を見つけるまじないとして『はさみさん』なるものがある。
その方法とは、ハサミを持って自分の耳の横に構える。
そして「はさみさん、はさみさん、僕が探している◯◯はどこですか」と唱えるというもの。

ほかにもこんなやり方がある。
ふだんよく使用しているハサミの刃を輪ゴムでグルグル巻きにして使えない状態にする。
そして、「○○を見つけてください。見つかったら使えるようにします」と唱え、失せ物が見つかるまで使用を禁じる。
失せ物が見つかったら、ゴムを外してお礼を言い、紙を切ったうえで、所定の位置にしまう。

またこんなものも。
ハサミを紐でぶら下げて、失せ物の名前を、逆から唱える。
例えば「ぎか、ぎか、ぎか(鍵の反対)……見つかりますように」と言い、手を合わせて合掌する。

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230 2016/11/10(木) 21:37:34 ID:qmll8uCSRg
通夜のとき、ご遺体を寝かせた布団の上に守り刀や、機織りの梭(ひ)を置くことにより、
悪霊が入りこむのを防ぐとか。

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231 2016/12/14(水) 18:47:28 ID:ATRhm1Hn/I
庭にツバキは植えるべきではない。家が没落すると、昔の人は言った。
まあ、迷信ですわ。

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232 2016/12/20(火) 20:05:11 ID:puLZfiitkg
こえーよw 

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233 2016/12/25(日) 00:10:53 ID:ZNWPt1Eq6Y
ネット上のおまじない
「回していくか」
これで画像検索したら、明和水産に貼られてある画像もいくつかヒットする。
いつかこの画像&このスレもヒットするかも…。

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234 2016/12/25(日) 08:27:29 ID:V/v7fENzMU
うちのばあちゃんは生前、ペットに満月を見せるなとよく言った。
以前、ウサギを飼っていた。ウサギは満月になると興奮状態になり、家で放し飼いにしていたとしても、
隙あらば玄関の戸が開いていたものなら外へ飛び出していきがちなんだと。

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235 2017/01/08(日) 06:54:15 ID:/9lUzxxx.Y
失せ物探しのまじない『くにざかいのとうざ様』

最初に 二礼二拍一礼。
「恐れ多くも、くにざかいのとうざ様」と言葉にするか心で念じる。
次に自分の住所・氏名・生年月日を言います。
次に探し物、紛失したものを告げます。その時に、何を失くしたか、また失くした物の特長を伝えます。
(例 赤い二つ折の財布でお金が入っています。昨日からその財布が見当たりません)
次に「くにざかいのとうざ様、見つけて下さりましたら必ずお披露目致します。」と告げて終わります。

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236 2017/01/09(月) 13:09:22 ID:Vo.PMNnXyk
生まれてまだいくらも経たない赤ちゃんが、大人には見えない何かを相手に、ニコッと笑うような表情をすることがある。
このとき、神様があやしてくれているとされている。
岡山県の浅口市あたりでは「ウブ(子供の霊魂をこう呼んだ)の神さんが赤子の尻をあやしている」と言い、
静岡県では「オボツナサンが笑かしてる」と、言った。
「天神笑い」とか「地蔵笑い」という地方もある。
他にも「ウブの神さん」「オボツナサン」「天神」「地蔵」と枚挙に暇がない。
いずれも新生児を守護してくれる神仏の意味であろう。

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237 2017/02/01(水) 18:42:34 ID:MAf.2aUdvU
お祝いの贈り物で送ってはいけないものとしてハンカチがある。
弔事では、遺体の顔に白い布をかけることから、白い平織りのハンカチは縁起が悪いとして、
お祝い事の贈り物として贈るのはNGとされている。
また、ハンカチを漢字で表すと、『手巾(てぎれ)』、すなわち『手切れ』を連想させる絶縁・絶交の意味になるため、
やめた方がよいと昔から言われた。

ほかにも髪をとかす櫛(くし)も忌避された。
櫛は語呂でいうと『苦死』になるので、縁起の悪い物なんだと。

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238 2017/04/09(日) 13:47:35 ID:DPdBM4oxWo
離島の食人風習だとか、「売春島」のオドロオドロシイ話が満載でオススメ。

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239 2017/04/19(水) 23:35:35 ID:OpJ.raljWU
食人隠れキリシタンはヤバイね。

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240 2017/04/20(木) 00:38:15 ID:bA19qgO5qI
寿司桶  出前の器を洗って返すのは失礼?
「出前の器を洗って返すことは『もう二度とそちらのお店には注文しません』といった意味になる」

塗りの良い寿司桶などは下手に洗うと余計な迷惑です
、「?どうせ回収したら洗うのだから?洗うときに割られたら困る……として『洗わないでほしい』という店が多いですね」

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241 2017/05/13(土) 10:34:46 ID:J1uh1Bm.mY
鏡を上に向けて置いてはいけない。
理由はよくわからん。

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242 2017/05/13(土) 12:17:47 ID:0TMK39ft1w
>>241
見えちゃいけないものが鏡に映るからかな?^^;

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