「予言の書ビジネス」というヤツは、大きな社会不安が起こるたびに
今まで何度も繰り返されてきた詐欺商法です。
イルミナティカードにせよ、ジョージアガイドストーンにせよ、ジョンタイターにせよ、
広告代理店は、今も昔も人々の不安につけこんでメシの種になりそうな胡散臭い予言者本や
グッズを売りつけるための広告を張り続けているものです。
私はこの本を、電通の宣伝係と言ってもいいとある有名なYoutuberの動画で知ったのですが、
その動画のコメント欄にも、案の定コロリと騙されてる人が何人もいて、救えないなあ…としか
思えませんでした。
この本にしたところで、出版当時の内容が、新型コロナウィルスで社会不安を感じる人が多い
現代にマッチするように都合良く改竄されていたり、作者の偽物が出現したりしていることからして、
デジャブも甚だしい、かつて何度も見たことがある使い古しの広告手法が使われているに過ぎません。
「予知は『警告』なので避けられる」と予防線を張っているのも卑怯ですね。
もし2025年に何も起こらなくても、「予知に基づいて対策したお陰で避けられたのだ」と言い訳できますから。
こんなものに赤子の手をひねるかの如く簡単に騙されてるようじゃダメですね。
「コロナでこの先どうなるの?」という不安を覚えている心理を見透かして、狙いすましたかの様に
投げ込まれてくるボールに見事に空振りストライク・バッターアウトを取られてますよ。
こういうのは「行動ターゲティング広告」という宣伝手法でしかなく、この下手糞な表紙絵の本を
ポチってしまったあなたの行動は、あなた自身の意志ではなく、狡猾な宣伝屋に誘導された結果に
過ぎないことに気づきましょう。
自分の若さや経験不足のせいで、子供だましのトンデモ本を買わされてる愚かしさに気づけないままだと、
終末思想や不安感で人を煽るような新興宗教や自己啓発セミナーなどにいつか引っかかってもおかしくないですよ。
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