「心」という幻想


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022 2018/05/07(月) 22:18:31 ID:yIyVK9WQJ.
太古、狩りを始めたホモ・エレクトスの内面に思わぬ変化が生まれた。
心の進化である。

ドマニシ遺跡で見つかった頭蓋骨がそのことを物語っている。
年老いてから亡くなったと推察されるこの個体の顎には歯が全くない。
歯を失った後、どうやって命を繋いだのか?
それは、仲間から柔らかい食べ物をもらうなどして、いわば介護されていたのだ。

実は、脳の大きさはエレクトスの登場から急速に大きくなっている。
栄養豊富な肉を食べたことで脳が大きくなり、知能が高くなった。
そして、やがて "思いやりの心" が生まれた。
食べ物に困り、肉食に辿り着いたことによって、私たちの祖先は偶然、“心を持つヒト”に進化した。

狩りをするためには色々な知恵を働かせ、それによって肉も得られる。
そうすると、脳を養うことも十分にできるようになり、狩りも上手くなる。
狩りをするためには知恵を働かせる必要があり、狩りが成功すると肉を得られ、さらに脳が発達する。
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