[質問] シュタイナー教育はカルトですか。
[答え] それはあなたのカルトの定義にもよりますが、ここの教師はよくカルトのように振る舞います。
家族は共同体に深く巻き込まれていくので、共同体以外の友人との交流がなくなっていきます。そういう友達との付き合いを絶つことはめずらしくありません。
あらゆる面でヴァルドルフ式の生活に合わせようとすると、家庭生活は劇的に変わっていきます。
理由がよくわからなくても、食べ物、着る物、振る舞いについて詳しく定められたものに沿う努力をするように言われます。
資金集めに深く関わっていく人が大勢います。共同体を支えるため、父母はもっとお金を出すよう期待されます。
シュタイナー教育が一つの生き方になります。孤立したものです。
人智学教義に忠実な学校になると、ダンス教室やスポーツクラブなど、学校外の活動には子供を参加させないように言われます。
父母が悩むような質問には、すべて人智学的観点からみた正しい答えがあります。
子供の食事、衣服、しつけ、何時に寝かせるか、寝室は何色がいいか、どんな玩具がいいのか、だめか。ボールを蹴るという単純な喜びさえ、しない方がいいとされています。
教師はどんな形態であれ、電子メデイアの全面禁止(たいてい無理)を施行しようとします。
特にテレビとコンピューターは、人智学ではアーリマンという物質霊の地上化したものだと言われています。
禁止事項は録音された音楽やラジオにも及び、こういうことが親戚や近所づきあいをも難しくしてゆきます。
子供の写真もあまり撮らない方がよいとされています。
シュタイナー式の生活様式を喜んで受け入れる家族もあれば、家庭生活への行き過ぎた介入だと感じる人もいます。
子供のしつけ方を完全に変えてしまう親たちもいます。そういう場合は、子供が非常に混乱します。
人智学の医者や治癒オイリュトミーを勧められ、家庭教師やカウンセラーや専門誌など、外部の人間の助けを借りることは勧められません。
予防注射を受けていない子供がたくさんいます。予防注射を受けようとすると厳しく批判されます。
シュタイナーは、ある種の病気は、子供が過去生から残してきた問題を解決するためにあると信じていました。
信じやすい親は、シュタイナー的な意味でよき親であろうとするあまり、高熱や深刻な病気のときに必要な医療を求めず、子供を危険にさらしてしまいかねません。
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