最近、イタリアとアメリカのカソリック教会の専門家によると、
悪魔憑きになる人々が急激に増えているというのだ。
その理由の1つとして、悪魔崇拝やオカルト信仰に手を出す人が
多くなっていることを挙げる。
現状カソリック教会では悪魔祓いが出来る神父(エクソシスト)が
需要に追いつかず、緊急に、より多くの司祭をエクソシストとして
訓練する必要があると言う。
海を隔てたアメリカでも著名な2人のエクソシストが、
「Telegraph」紙のインタビューで悪魔払いの需要が最近増えて
手が回らないと語る。
トーマス神父は過去10年間で50人から60人に悪魔払いを行った
経験を持つ。
現在神父はフルタイムで聖務に従事しているが、昼夜ほとんど全て
エクソシスムのために費やされていると話す。
神父は悪魔憑きの増加は、ドラッグおよびポルノの増加の結果だと考えている。
「悪魔憑き」とは一種の精神病——と考える人も多いだろう。
しかし現在のカソリック教会公認の悪魔祓いは、対象人物にまず精神科医の
診察を受けさせ、精神病でないことを確認してから悪魔祓いの儀式を行う。
かつての前近代的なイメージとは異なって、現代のエクソシストは大学で学び、
科学者や精神科医とも渡り合うだけの知識が必要とされるのだ。
日本にはカソリック教会から認定された正式なエクソシストはいないらしいが、
日本にもエクソシストが必要とされる日が来るのだろうか。
http://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201610_post_11...
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