自分はわりあい発明の才能があるようで、いまの会社に入社8年で
11個のビジネスモデル特許の取得に成功しています。
3流の文系大学出身なので、思いもよらない才能だと自分でも驚いています。
ひらめきは朝の通勤電車の中でふいに舞い降りて来ます。
寝不足でつり革を持ったまま、ボンヤリうとうとしているときに網膜の裏側に
そのサービスの利用者の喜ぶ様子だとか、スキームのチャート図がパっと投射されるのです。
「あ、これは!」と続いて脳の興奮がやって来ます。
その後、電車を降りて会社まで歩き、自分の机の上でレポート用紙にモデルを記録し
課題点をどんどん整理し書き込んでいくのですが、便意や空腹やペンを持つ腕の疲労が
ピークに達して初めて、自分が会社に来ていることに気付くのです。
夕方になっていることもあります。モデル図がとりあえず完成した瞬間について
語りたくてここまで長文を書いてしまったのですが、サードマン現象?というのか、
目の前に広がるいつもの風景が金色に神々しく輝いて見え、プランを仕上げていく最中には、
守護霊のような存在が「そうそう、がんばれ!もうちょっと」と励ますイメージがあるのです。
よく古いオカルトの中で自動書記というのが出てきますが、それに近い感じもあります。
要するに天使や神が自分の頭と目と腕を通じて何かのメッセージを紙に記して行くような
自分は中身がカラッポの一塊の道具になっているような感じなのです。
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