ネタバレというか書いてもとらえ方の違いでストーリーが変わってくる。
説明が一切ない分、思いっきり自由な映画。
主人公の魔王。かなりの肉好き。女好き?好奇心旺盛。
対決するヒロイン。宝塚の男役をやっていただけあって演技が男前。だけど色っぽい。
魔王が方違えを駆使し町の住民を狂わせていく。
部下の女に言いつけをし、玄関先にOOを置いて穢したり。落書きを書いたり。
秘密を握られているらしく命令に従わざるを得ない。葛藤に苦しむ様がS心をくすぐる。
かわええ。
3年ごとに17歳の少女が行方不明になり、ヒロインが面白そーじゃん。謎解きに乗り出す。
謎の痩せた男。本当に謎のまま話が進み謎のまま終わってしまった。
俺の獲物だ!と魔王を付け狙う。
とにかく魔王の演技が凄かった。なんて表現したらいいのかわからないが、一言で言えば怪演。
こんな役者いるんだと思うほどの魔王っぷり。
サスペンスなのかコメディなのかわからない映画だった。監督の悪ふざけが俺的にはツボ。
観終わった後、ポカーンとしてしまうが、何かが残りずっと考えさせられた。
終わり方で考えさせられる映画は何本か観たが、この映画は全編に渡っていろいろ考えた。
不条理な部分はSFのように設定を考えて辻褄を合わせようとしたり、
セリフに意味が隠されてると思って深みにはまったり。
監督の用意した罠にまんまとはまったような感じだった。
自由すぎるので監督が考えた設定なり、内容を越えるストーリーを考えたら勝ち!かなと思っている。
また観に行ってくる。それまで復習。
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