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続・怖い島・いわくつきの村


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229 2015/09/06(日) 12:37:56 ID:Q5fEw4xzkM
     ヤドカリ葬は実在するのか? その考察2

なかには伝染病の疑いにより、★『生体のまま』(つまり生きたまま)島に放置することもあったとの、俄かに信じ難い記述が見られる。
再現漫画では島民の1人が「この風習は一切口外してはならない」と、発言するシーンがある。口外することは許されないとのことから、
外部に漏れにくい構造になっているようだ。
続いて、資料②『死ぬかと思った絶叫体験SPECIAL』の要約。ほぼ①『実録 怖い島〜』と同じ内容ながら漫画はライトな印象。
江戸時代初期まで遺体をニャーデバナという岩礁に安置し、鳥葬とヤドカリ葬が行われた。ヤドカリはオカヤドカリという別種のもので、奄美方言でアマンと呼ぶ。
アマンは死者の霊を弔うものとされ、食欲旺盛なヤドカリが遺体の肉を吸い取るようにして体内へ取り込み、骨だけをきれいに残した。
また、ニャーデバナは『天に通じる島』とされ、亡くなるとそこから天に昇っていくと考えられていた。

お次は、③『恐い動画 投稿&心霊地帯スペシャル2』(パート14中12番目・南国に伝わる奇習『死者を置く島』)から。
動画は右のリンク。削除される可能性があるので、観るなら今すぐに。2時間3分20秒から開始。https://www.youtube.com/watch?v=hrmYwUy8kD...
観光地としても有名な鹿児島県A市。A島の北部ではトフル(※トウール=とおる=通る=通じるという意味の方言。つまり『天に通じる場所』)と呼ばれる洞穴がいくつも存在。
明治初期までは自然に作られた洞穴や岩陰などに遺体を葬り、風にさらし続け、白骨化するのを待った。
さらに時代を遡ると、江戸時代においては村人が死ぬと、ニャーデバナと呼ばれる小さな島に運ばれた。
その遺体はヤドカリに食べられることによって天に昇っていったという。遺体は切り立っている岩の上に置かれると数日でその姿が見えなくなり、
ヤドカリは遺体にまとわりつくと肉を吸い取るようにして死者を体内に取り込んでいたのである。

……この3点の媒体に共通するのが『ニャーデバナ』=『天に通じる島』と呼ばれる岩礁だ。まとめればこうだ。「ニャーデバナは不思議とオカヤドカリが大量に
集まる神聖な場所で、人死にがあると遺体を船で運び、岩の上に安置した。数日、数ヶ月をかけてヤドカリの群れが骨だけを残して食べ尽すという……。」
『ニャーデ』は奄美方言で何を意味するのかわからないが、『バナ』は『鼻』のことを指し、つまり『岬』を意味する。
では、このニャーデバナの在り処はどこかググったものの、見つからず難航した。往年の番組『水曜スペシャル・川口浩探検シリーズ』の川口隊長じゃあるまいし、
「我々は総力をあげて探索したが、結局、謎の猿人バーゴンを発見するには至らなかった……」みたいな、ホロ苦い結論は出したくない。
当初、資料①にある『奄美大島から連絡船に乗って4時間ほどの島』に力点をおいたせいで、固定観念が生じてしまい惑わされた。
が、こんな資料を真に受けるのがそもそも混乱を招く要因となる。結局は②や、③の動画でもわかるが、面積712.52k㎡を誇る奄美大島のどこかなのだ。
このたび執念の追跡をもってして、ついにソレらしき岩礁を特定した。
追跡にあたり、このネタに限らず、島サイト『日本の島へ行こう』http://imagic.qee.jp/には、長年にわたりお世話になった。
Googleマップやストリートビューの技術も偉大だが、時として傲慢な暴露趣味を満たすことに使われることもある。節度をわきまえるべきだと反省もしている。
……ズバリ言おう。★ニャーデバナは奄美大島の北端、笠利(かさりざき)町のビーチ内にある岩礁ではないかと推測する。
https://www.google.co.jp/maps/place/%EF%BC%88%E6%9C%89%...右の長方形っぽい岩礁がソレではないかと。

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