> ここらへんだろうね。
> 麻原信者や庇う側からすると、教団設立当初は崇高な理念があったけど、
> 現実がその崇高な理念に合わないが為に葛藤が暴力を選択させた、とか良いように主張す> る。
なるほど、そういう背景とかありそうですね。
最初は立派な理想があったけど、途中から暗黒面に落ちたというような
都合の良い神話が形成されることに対しては、危惧すべきでしょうね。
上の方でちょっと紹介した日本女子大の島田って教授の書いた『洗脳体験』って
本があるんだけど、そこでは自己啓発セミナーの危険や手法について
かなり詳しく書いてあるのですが、このような教授が、同じ手口で信者を増やしてた
オウム真理教に対しては非常にガードが甘く、
宝島社の本ではオウム真理教を「大人のディズニーランド」と
牧歌的な評価を与えているのが、本当、不思議だったんですよね。
宝島社の方は、サリン事件を起こすちょっと前ぐらいの本だったかな。
坂本弁護士事件は既に起きていたから、とっくにテロ組織として極めて反社会的な
危険団体になっていた時期だと思うのだけど。
これも偶然の産物だったのか、麻原自身にどこかユーモラスな印象を与える様相があって
それが逆に背後に潜む凶悪さをカモフラージュしてしまったのかなと。
これも事件が起きる前だけど、確かなんかのアニメ(うる☆やつらだったかな?)にも
麻原の映像が、サブリミナルで入ってたとか。
もちろん製作者側はおふざけでやったらしいけど。
そういうネタにされやすさが、どこかオウムに対する警戒を薄めていたのかも知れないなって。
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