>>49 正当な推論で反論は無いかな。
警察の、事件に関するおおよその見解もいろんなところで見るにそれに沿っている。
>オウムはそういう中で成功し、そして教祖がおかしかった故に、
>益々おかしくなって
ここらへんだろうね。
麻原信者や庇う側からすると、教団設立当初は崇高な理念があったけど、
現実がその崇高な理念に合わないが為に葛藤が暴力を選択させた、とか良いように主張する。
しかし、後の捜査や肉声資料などを確認するとそうではない。
暴力やテロ行為による国家転覆をしなければ自分の欲望は達成されない事を知っており、
しかもそれを具体的に計画していたことがうかがわれる。
結論から言うと、教団設立の設立目的自体が「自分の欲望をかなえる理想国家の礎」であり、
そこに宗教的理念は何も無い。殺人を正当化するために「死後」や「救済」という言葉を
使える宗教が都合のいい隠れ蓑だっただけであり、だからこそツギハギの宗教観だった。
(都合よく使える部分だけをつまみぐい)
>我欲と自己愛の強い異常者が、教団の成功と王国の拡大によって益々おかしくなって最終的に暴走した
そうだねー。
通常なら妄想したとしても「どう考えてもこの計画は成功するはずがないし、仮に万が一
成功しても維持が不可能」と理性的判断力が実行を止める。倫理観以前に利己的にだけ、考えたとしても。
しかし麻原はそういう点で異常者だから、ブレーキがかからなかったんだろうとは思う。
ただ、峠の走り屋の様に、もともとノーブレーキで突っ走るつもりだったのだろうとも考えらえる。
普通なら突っ走りたい!と思っても他人の迷惑や事故のリスクを考えて速度を抑えるけど、
麻原の場合はたまたま最高速度まで対向車や事故が無く、行ってしまった感じかな・・・。
「成功」というよりは、転落一直線という感じだ。
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