80〜90年代って、たしか自己啓発セミナーみたいなものも大流行りしてたんでしょ。
オウムの洗脳プロセスみると、自己啓発セミナーが使うプロセスを踏襲してるだけで、
特に人を感化させる教義があったり、教えや人間性に魅力があるわけではない様にも思う。
ねずみ講の洗脳方法と同じ。
そこに理系とか教養とかあまり関係ないと思う。
学識ある人が、変なセミナーに嵌ったり、おかしなネズミ講に嵌るケースは多々あるし。
洗脳されやすい人と学問的な論理思考は無関係とも言われてる。
あの当時に詳しい人から聞けば、
オウムに限らず、色々なカルト新興宗教がおきた時期でもあり、
手相の勉強をしてるんです、とか、1分間お時間ください、とかいって
手の平を頭の上に当てて、そこから何処ぞこの会場に連込んでいくような
胡散臭い宗教団体が沢山あって、
その背景にはバブル時代の狂騒とバブル崩壊による連鎖倒産など、
社会的に非常に不安定な時期で、価値観の転換期だったという話があった。
オウムはそういう中で成功し、そして教祖がおかしかった故に、
最終的にあそこまで暴走したというのが大筋と思ってるんだが。
それとも、麻原自身が優れた戦略家で教団立ち上げ時から、立身出生のシナリオを
緻密に作り上げていたというのだろうか?
自分としちゃ、我欲と自己愛の強い異常者が、教団の成功と王国の拡大によって益々おかしくなって
最終的に暴走したという風に捉えているんだけど。
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