このスレ使ってないんで自分の話とか結構聞いた話とかあるのでたまに
投稿するのに再利用させてもらいますね。フリーテーマのスレもないし
素人の話なんであんまり怖くないしオチとか説明もないので。
ある県の道路管理をしている方から聞いた話。
「冬季通行止め①」○○県
寒い地方には人家もなく冬場使う人もいないため冬季通行止めといって
冬は入口を封鎖され通れなくなる県道とかあるでしょ。
そういう道は、雪解けする春頃に道路管理の作業員が最初に道の点検に入って
道路状態の点検や倒木の撤去などをして解除するんだけど
たまに野生動物の死骸なんかもあるんだよ。
冬季通行止めは普通、入口を扉やチェーンなどで車止めし
不法投棄の防止や間違って侵入し、事故や遭難がないように封鎖してるだけど
その峠だけは、春先に点検に入るたびに冬のあいだに入り込んで自殺した人や
途中で車が故障して自力で引き返す途中で凍死してた人などが発見されるって
のが続いたらしくて石材屋呼んで数百キロの石柱を横に何本も重ね
完全に車は通れないようにするのが昔からの慣例になってたんだ。
車で入れない様にした後、しばらくして担当作業員のあいだでその峠の
ある不法投棄が気持ち悪いと噂になったんだよね。
通行止め解除の点検に出かけた作業員達が峠の先の見えない急カーブの先に
置かれていた仏壇で危うく崖に落ちそうになる事故があったらしい。
その置かれた仏壇というのが引き出しに変な梵字が書かれたボロボロの紙切れが
入っていただけで扉が開いて中身は空だったらしいけど
赤い紐で仏壇を何重にも巻きつけ蜘蛛の巣のように近くのガードレールや
木に結び付けられ道の真ん中に固定されていたらしい。
翌年も同じような事があって、今度は仏壇が2つが向かい合わせにされ
赤い紐で縛ってあったらしい。その時は向かい合わせで仏壇の扉が開いて
なかったけど異臭がするっていうんで警察を呼んで中を確認したらしい
中はドロドロに肉が溶けた黒い跡と蛆の殻とハエの死骸だけで
警察も事件性はなく不法投棄だけで捜査してするということになったらしいけど。
とはいえ冬は完全に雪で車は通れず、徒歩で6時間近くかけてパトロールに行く
訳もなく結局、誰が何のためにやっているのかも謎のままだった。
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