未解決事件

これは結局事故扱いか...
事件後、同サークル内で不審な動きがあったはずだが

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[ 2008年01月11日付　紙面記事 ]
　岡山県新見市の鍾乳洞「日め坂鍾乳穴」（ひめさかかなちあな）で高知大理学部３年名倉裕樹さん（２１）
が行方不明になって６日目の１０日、新見署は手掛かりのないまま午後５時４０分、捜索を打ち切った。

　名倉さんは同大学の「学術探検部」所属。５日、５人グループで洞窟（どうくつ）に入った。
名倉さんは入り口から約１・６キロ奥の深さ約３２メートルの地底湖で服を着たまま１人で泳いで行方が分からなくなった。

　県警機動隊、消防などが延べ約２００人、５回にわたって捜索したが、遺留品もなかった。
洞窟は人１人が腹ばいでしか通れない個所や通過にロープを要する絶壁、首まで水につかる水たまりなど難所続き。
同署幹部は「このまま捜索を続行したら、確実に２次３次被害になる」と捜索打ち切りの理由を説明。
地底湖は持ち込んだゴムボートが流れるほどの水流で、「潜ってもどこかに吸い込まれたら終わり」と地底湖の恐怖を説明した。

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