北欧のバルト海で海底に沈んだ難破船を捜索していたスウェーデンの海底探査会社が、
深さ80メートルの海底で巨大な物体を発見した。
その形状から未確認飛行物体(UFO)ではないかとする説まで飛び交ったが、正体は分かっていない。
この物体は海底探査を専門とするオーシャン・エクスプローラー社が、
スウェーデンとフィンランドの間の海底で発見した。
それまで9日間にわたって付近一帯を探索したが何も見つからなかったため、
引き上げようとして最後の音波探知をかけたところ、
直径60メートルの円盤形の本体に、長さ400メートルの尾のようなものが付いた物体の画像をとらえた。
さらに約200メートルほど離れた場所に、円盤形の物体がもう1つ見つかったという。
最初はUFOを見つけたと思ったというチームリーダーのピーター・リンドバーグ氏は、
「20年近くこの仕事をやっているが、こんなものは見たことがない」と話す。
物体の正体をめぐって現地では、映画「スター・ウォーズ」に登場する宇宙船「ミレニアム・ファルコン」説や、
地球の中心に通じる入口説まで飛び交った。
一方、スウェーデンの海洋博物館の専門家は、
「音波探知機が1方向からとらえた画像だけでは、地形なのか何らかの物体なのかを判別するのは難しい」
と慎重な見方を示している。
リンドバーグ氏のチームは春になってから発見場所に戻り、物体についてさらに詳しく調べる予定。
海底探査はもともと沈没船に眠る金銀や財宝探しが目的だが、
今回の発見についてはたとえ貴重品が見つからなくても観光資源として活用できると見込んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120130-00000016-cnn-in...
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