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怖い島・いわくつきの村・総合


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424 2013/09/14(土) 16:54:18 ID:0kuEBQesDg
     雨乞いの神事が行われた島 星神島(ほしのかみしま)

島根県の日本海側沖には隠岐諸島が点在しており、島前(どうぜん)に属する無人島が星神島である。
ホシノカミシマと読む。なにやら意味ありげな島名だ。それに関連してか、かつて島には星神神社が設けられ、祭神は鹿賀瀬雄命が祀られていたのだ。
鹿賀瀬雄命とは、香香背男(かがせお)ともいわれ日本神話に登場する天津甕星(あまつみかぼし)のこと。
つまり星の神様だ。島名もそれに倣ったにちがいあるまい。
もっとも、星神神社は明治39年12月に原内相の下で出された通達『神社合祀』で比奈麻治比売神社に統合され、これを機に島の星神神社は幕を下ろしたという。

それとは別に、星神島は『雨乞いの島』として信仰を集め、島全体を御神体として崇めているのだ。
島の頂上には何人たりとも見てはいけないという小さな池があり、日照りが続くときには、宇賀地区の『宮前』なる家の当主が1人参詣するのが慣わしだった。
当主は羽織、袴姿で正装し、手にした柄杓で池の水をくみ上げて祈れば、明くる日には必ず雨が降ったそうだ。
言い伝えでは、竜が天に昇るのにこの池の水がないと困るので、代わりに雨を降らせるのだという。

雨乞いの神事は実際に昭和の中ごろまで行われていた。
当時を知る人の談によると、男は船に乗って島の近くまで行って船上から祈願し、女は済(すみ・星神島の南にある西ノ島の西北端)にある比奈麻治比売命神社跡
(星神神社はここから移設した)へ行き、そこから祈った。この神様に祈願すると、遅くても2〜3日後には必ず雨が降ったらしい。
雨乞いは地区だけでなく、物井地区では集落の上の山頂へ行き、星神島が見渡せる場所から願かけした。その周辺を『雨乞い山』と呼んだ。
雨を降らせる池と星神(これは悪神だという)の取り合わせ。なんだか近寄りがたい島である。


牧畑と運河のあるまち 星の神探検
http://blogs.yahoo.co.jp/kakuichi23/folder/927080.html?...
古代史の謎を解く ヒナ族と比奈麻治比売命神社(1)
http://blogs.yahoo.co.jp/bebz2006/7574289.htm...
天津甕星(あまつみかぼし)wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%B4%A5%E7%94%...
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