獅子岩の反対側はドクロに見える 1
ドクロつながりで紹介したく、布石として
>>227にて柱島を挙げた。
実は僕の地元、三重は熊野の国道42号線沿いには、名勝『獅子岩』と呼ばれる奇岩がある。
和歌山側から見ると、文字通り獅子がカッと口を開け、大海原に向かって咆哮している姿に映るので、
ちょっとした観光地として賑わいを見せているのだ。
そんな獅子岩だが、驚くべきことに左横顔(尾鷲側から見た反対側)は、虚空に向かってあんぐり口をあけたシャレコウベに見えるのだ。
まさしくさらし首にされ、朽ち果てた人骨の頭部のように……。
獅子岩は世界文化遺産にも登録された奇岩でありながら、まさかこんな暗黒面を持っているとはあまり知られていない。
それと因果関係があるかどうか、この獅子岩のすぐ隣にも奇岩、『人面岩』が立ち並んでいるのだ。
もっとも、人面と謳いながらゴリラの横顔に見えるのだが(これも和歌山側から見た場合)。
というのも、この獅子岩と人面岩は、熊野市井戸町にある大馬神社の狛犬に見立てられており、
2つで阿吽を表しているそうなのだ。
余談だが、人面岩はまたの名を『神仙洞』と呼ばれ、いわくつきの祠があるのだ。
今では厳重にフェンスが張られ、施錠付きの扉で塞がれている。
ここはかつて『北山一揆』の処刑場になっていたという。そういった血塗られた経緯があるからか、
獅子岩と人面岩で挟まれる格好で位置する喫茶店では、夜になるとナニが出るとかでひそかに有名だったり……。
北山一揆 wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%B1%B1%E4%B8%...
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