【不謹慎】グロい話【ヤバすぎる】


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001 2012/02/25(土) 08:06:03 ID:2D3zZJlGM.
     偏ってきた……

会社の先輩Oさんは20代のころ、わずかな期間ながら葬儀屋でバイトをやった。
バイク事故で死亡した青年の葬儀を担当することになった。聞くところによると、彼は10tトラックと接触、タイヤで蹂躙され、
遺体は原形を留めぬほど破壊されたらしい。小心者のOさんはとてもじゃないが、遺体と対面できなかった。
遺族の手前、見栄えがマシになるよう縫合して『形』は整えてあったらしいが……

Oさんと同僚は遺体がおさまった柩を、病院の霊安室から運び出すことになった。
霊安室は地下にある。1Fに通じる急な階段を、2人して運んでいる最中だった。
同僚が柩の前を抱え先頭を行く。Oさんが後方を受け持っている。
柩を平行に保つべきだった。
階段の勾配に沿って傾けて運んでいると、柩の中で「ガサガサガサガサッ……」と音がし、ホトケが下方に偏ってきた。

Oさんは次の日、辞表を提出した。

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002 2012/02/25(土) 08:11:24 ID:2D3zZJlGM.
     脚がくの字に曲がってる

以前いた会社で、伝説化されている話。

会社のレクリエーションでサッカーをすることになった。
先輩Iさんは快活明朗な人で、張り切ってピッチをかけめぐった。
試合開始早々、目の前にボールが転がってきた。絶好の見せ場。
右脚を思いきり振りかぶり蹴ろうとしたが、ものの見事に空振りし、もんどり打って地面に倒れた。
そこまでは素人選手がよくやる風景だったが、Iさんの場合はそんじょそこらの人とは格が違う。

「イタタタタタッ……!」
起き上がれないので、同僚たちが笑いながらそばへ駆けつけるとビックリ。
彼の右脚が膝の関節のところでイヤな方向に曲がっていた。ありえないが、振り切った際、折れてしまったらしい。
結局、Iさんは一度もボールに触れることなく、病院へ搬送された。

診た医者も「こんなのは稀なケースだ」と目を丸くしたそうだ。骨密度が低いのも災いしたのかも。
さすがIさん、身体を張った一芸を見せてくれるとは!


※画像と本文は関係ありません

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003 2012/02/25(土) 13:43:38 ID:2D3zZJlGM.
小学生のころのクラスメートの話。

夜中に起きて、水を飲みたくなった。
台所の蛇口スレスレまで口を近づけて水を飲もうとしたら、
水に混じってでっかいムカデが落下。
口の中に含むのは避けられたが、あごのあたりを咬まれたらしい……

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004 2012/02/25(土) 15:45:58 ID:yiU0IMi1Po
>>3
優勝です。

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005 2012/02/25(土) 17:30:30 ID:2D3zZJlGM.
削除(by投稿者)

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006 2012/02/25(土) 17:36:37 ID:2D3zZJlGM.
     闇に浮かぶ生首

美容室勤めの20歳のA君が突如行方不明になったと、地元新聞が伝えていた。
行方不明になる当日までふつうに職場へ勤務しており、帰宅後、19時すぎに同居している母親に、
コンビニへ買い物に行ってくると告げて外出した。

ところが待てど暮らせど帰ってくる様子がない。
心配した母は、知らない間に帰ってきているかもしれないと思い、A君の部屋を覗いてみることに。
外出するときはいつも持ち歩いているはずの財布とケータイが残されているではないか。
やはり、A君は帰宅していない。
やきもきしながらその夜がすぎ、翌朝になって捜索願が出された。警察は事件・事故の両面を視野に捜査に乗り出した。
ところが、警察・地元消防団の捜索も虚しく、A君は見つからなかった。

3ヶ月の月日が流れた。
A君の家のすぐ近くの裏山で、変わり果てた彼の遺体が発見された。
首吊り自殺をしていたのだ。遺書はなかった。衝動的なものだったのかもしれない。
コンビニに出かけるといったあの日、直後に縊死したのは明白で、それ相応の腐敗が進んでいた。
縊死した場合、肉体の腐乱が進むと、頚椎だけで全体重を支えきれなくなる。
結果、首から下が断裂してしまうパターンがよくある。
まさしくA君もそうだった。
生い茂った林の中、暗闇に腐乱した首だけがロープにつながったまま、プラプラ揺れていたという。
その下にはクタクタになった肉片が山積みになっていた……

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007 2012/02/25(土) 17:50:32 ID:F0yXhIWgB2
>>6
3ヶ月なら既に小動物や昆虫が肉をあらかた片づけているから、
どう考えても肉片は山積みにはなってないなぁ。

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008 2012/02/25(土) 18:58:38 ID:2D3zZJlGM.
>>7
難癖つけとらんと、おまいも書け!

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009 2012/02/25(土) 19:10:22 ID:p7SKvFoCi2
ってか体が落ちたら首も落ちそうなものだが

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010 2012/02/25(土) 19:21:25 ID:2D3zZJlGM.
>>9
いや、そんなことない。おれはたっぷり監察医の本を読んでるが、
こんな事例はよくあるそうだ。

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011 2012/02/25(土) 19:36:43 ID:2D3zZJlGM.
     死体が赤子を産む

『死体は語る』の著者、もしくは異常犯罪者のプロファイリングで、たびたびテレビ出演しているので有名な
元東京都監察医務院長の上野正彦氏の受け売り。

これは氏が現役だったころの話。
夏場に妊婦の変死体が発見された。死後数日は経っている様子。
とりあえず遺体を棺桶におさめ、警察が現場検証を。
翌日、上野氏が検死すべく駆けつけた。ところが刑事が棺桶を開けると、えらく驚いているではないか。
なんと、妊婦の股ぐらから、子猫ほどの大きさの胎児がはみ出ていたのだ。(当然、生きてはいない)

死体はまず内臓から傷み出す。腹腔内にガスがたまり、圧力によって胎児が体外へ押し出されたのだ。
この現象を『棺内分娩』という。

なお、中国や日本全国に伝播している子育て幽霊の怪談は、棺内分娩から派生した物語だろう。
死しても母は強しということだね。なぜかこの話は好きだ。

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012 2012/02/25(土) 22:39:23 ID:pxZ1PX32VQ
013 2012/02/26(日) 00:16:00 ID:WCg7M/57U2
小学の時、体育の授業中にサッカーでゴールキーパーしてた友達
俺は、ゴール前で守備、暫くするとボールが転がってきてキーパーが
ボールを拾ったのに攻撃相手は掴んだままのボールを思いっきり蹴った
ファールを取られゲームは再開されていたが、暫くするとキーパーが
俺に「見て・・・指が変」って言ってきて見て見たら、殆どの指があり得ない
方向にぐにゃぐにゃに曲がって複雑骨折していた。

悪ふざけしすぎる子供は子供といえど厳しい処罰をしないといけないと
小学生ながら思ったことがある。その後蹴った奴は大した罰もなくケロ
っとしていて、中学にあがった時悪ふざけで人を殺しかけた。

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014 2012/02/26(日) 09:14:36 ID:kL4rJCkjP6
通勤途中、昼食用の弁当を買おうとコンビニへ寄った。

その店のレジカウンターは2つあり、片方はもはや看板娘が板についた20歳そこそこの可愛い女の店員さん。
片やもう一方は対照的に、なんでこんな老婆が雇われたんだ?ってなくらいトシのばあさんだった。
しかもばあさん、こってり厚化粧で、ロコツに顔と首の色が違った。白い石塀みたいな顔に、真っ赤な口紅を引いてある。
近くでよく見ると、はみ出すほど塗り方がヘタだ。鼻の下には濃い産毛がはえていた……

大抵の買い物客は若い女の子のレジに並ぶ。朝の急いでいる時間帯にもかかわらず、おれもそうした。
おかしな構図だろう。若い子のレジに行列ができ、ばあさん店員のレジがガラガラ。効率が悪いってもんじゃない。
いくら女の子が手際よくレジ打ちして袋詰めするとはいえ、なかなかおれの番まで回ってこない。
そのうち8人並び、4番目まで来たおれと、カウンターの向こうで暇そうにしているばあさんと目が合った。
ばあさん店員はニヤッと笑った。そして猫なで声でこう言った。「おいで〜!」

おれは蛇ににらまれたカエルだ。
次の瞬間、邪悪な催眠術にかかったかのように列からはみ出し、ばあさんのカウンターに吸い寄せられた。

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015 2012/02/26(日) 09:32:11 ID:3FljufPDpQ
>>14 最優秀賞

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016 2012/02/26(日) 09:54:35 ID:kL4rJCkjP6
参考スレッド

2ちゃんねる「グロい話」
http://unkar.org/r/news4vip/121941958...

身近なグロい話聞かせてくれ
http://kari2mofu2.com/archives/2951588.htm...

工業や肉体労働などにまつわる怖い話
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51100192.htm...

経験したこと、人に聞いたこと、なんでもドシドシ書いてください。

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017 2012/02/26(日) 11:41:15 ID:OXlYi3Rw4s:au
>>14
メシ買いに行ったのに、ババアに喰われたんだな。

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018 2012/02/26(日) 12:09:06 ID:kL4rJCkjP6
子供のころ、こんな残酷な遊びをしたものだ。
カブトムシ、クワガタ(ヒラタかコクワだったはず)、カマキリ、カミキリムシ、コガネグモ、
オケラ……などの昆虫を捕まえてきて、一つの箱に放りこむのだ。
このとき透明のフタをかぶせ、中が観察できる状況にする。
すると、箱の中では壮絶な異種格闘技戦というか、バトルロイヤルが始まるのだ。これは凄まじい見ものだぞ。
意外や意外、カブトムシやクワガタはこのバトルになったら、逃げ腰になって話にならなかった。
さすがの好戦的なカマキリも甲虫には歯が立たず苦戦を強いられ、ましてやクモやオケラはかなうはずがない。

そのなかでダークホース的な活躍を見せたのがカミキリムシだった。
カミキリはかなりのファイター気質で、クワガタを押さえこんでマウントを取るなど、予想外の強さを発揮したものだ。
この実験を冷静に観察していると、あたかもアウシュビッツの研究員にでもなったような気分になり、不謹慎ながら興奮した。
このバトルにスズメバチを加えれなかったのは残念だ。きっとアレは暴れまくるにちがいない。

余談であるが、古代中国では、虫を使った呪術(巫蟲)が存在した。蟲毒(こどく)と呼ばれる技だ。
毒の抽出方法は、容器に多数の毒虫を入れて共食いさせる。最後に生き残ったもっとも生命力の強い虫の毒を取り出し、
呪術に使ったらしい。
ずいぶんあとで知った知識だが、ガキのころのおれは似たようなことをやってたのだな……

ちなみにメスのカマキリ同士を戦わせると、とんでもないグロな展開になる。
たがいの身体に咬みつき、緑色の体液を流しながら貪り食らうという地獄絵図に。
当分、肉類が食べられなくなること請け合い。

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019 2012/02/26(日) 13:09:26 ID:qeiy1yCzko
     霧散してしまう肉体

元タクシー運転手が書いた業界の裏話的な本で、こんな興味深いエピソードがあった。
よくタクシーが夜中に客を拾って走ってる最中、気づいたら後部座席はもぬけの殻で、
ゾーッとしたっていう定番の怪談話を耳にするだろう。

実は客が酔ってたかどうかして、無意識のうちに自分でドアを開けてしまい、
走行中に車外へ転落するというケースが稀にあるそうなのだ。
(そのわりにはうまくドアが閉まるんだな? 運転手は気づきそうだが?)

特に高速道路を走行中だと、車外へ放り出されたならタダじゃすまない。
ヘタすりゃ、後続の車に次々轢かれる。飛ばしてる車に轢かれれば胴体は断裂。
大型車のタイヤに踏まれたくらいならアイロンかけたみたいにノシイカ状に。
それを矢継ぎ早に繰り返していると、なんと人間の身体ってのは、
しまいには跡形もなく消えてしまうそうな。

とすれば、高速道路で不自然に落ちている靴の片方なんて、
ありゃ、散り散りになくなってしまった故人の物だったのか?と疑いたくなるね!

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020 2012/02/26(日) 20:54:14 ID:0JUSnKJ1yw
参考スレッド

偶然、死体を見てしまった人が集まるスレ p6
http://怖い話.com/text/view/856...

腐乱死体の匂い嗅いだことあるやつ集合
http://怖い話.com/text/view/1842...

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021 2012/02/26(日) 21:09:11 ID:SGPMZ9Dgbo
>>14
続きは?

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022 2012/02/26(日) 21:29:15 ID:0JUSnKJ1yw
     肥溜めで溺死

かれこれ35年以上もの昔の話。
20歳のうら若き女性が、些細なことで両親と口論、旅行カバンに荷物をつめて家出した。
すでに外は夜の帳は下りていた。
彼女の住んでいたところはかなりの地方。周囲には家がポツポツ建っているだけで、
広大な田園が広がっている。

……結論から言えば、彼女はその後、朝を迎えることなく死体で発見される。
翌日の警察の現場検証によると、「徒歩で市街へ通じる道を歩いていて、
不意に尿意か便意を憶えたのかもしれない。それで田畑に入った。
ところが街灯もない場所。まさか肥溜めがあるとは気づかなかったのだろう。
そして嵌った。こんな若い女性が、まさかここで自殺するとは思えない」

遺体を解剖したところ、彼女の胃袋から3リットルもの糞尿が出てきた。
死因は溺死だった。

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023 2012/02/26(日) 21:41:16 ID:0JUSnKJ1yw
>>21
続きはなし。
この話はここで切り上げておくのが余韻が残って良い。
おれが実際に体験した話。
断っておくが、ばあさん店員に食われたりはしていない。

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024 2012/02/27(月) 02:08:37 ID:Xyrm6Hl80U
>>2のようにキモい容姿になっても
生きる理由ってあるの?

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025 2012/02/27(月) 19:40:02 ID:Ip2wO8um/2
軽部のセックス発言はある意味グロい

1998年か1999年、出勤前にめざましテレビを見ているときだった。
芸能コーナーで、ブサ面さげた軽部真一が「おはようございます」とペコリと一礼したあと、
驚くべき一言を口にした。
「セックス!」

たちまち司会の大塚アナと小島アナ(当時)が「えー!」とハモった。
その脈略もないセリフにおれも我が耳を疑った。
軽部は次の瞬間、ピシャリ!と右手で自分の頬を打ち、
「失礼しました。ではあらためまして芸能ニュース……」と、表情を変えず取り繕った。

これはあきらかに放送事故だろう。
真相を知りたいがため、いろいろググってみたものの、誰もリアルタイムで目撃した人がいないのか、
詳細がわからずじまいだった。誰かこの一件を見た人、いる?

これは推測。
1998年といえば、元X・JAPANのhideが不慮の死を遂げて間もないころだったはず。
その追報道を芸能コーナーで伝えるべく、X・JAPANの『X』を『セックス』と誤って口にしたのではないかと
分析するのだが。
ただ、どう擁護しようにも、当時の軽部は独身。
頭にセックスへの願望がありまくっていたからこそ、錯誤したにちがいない。
こういうミスって、こっ恥ずかしいね……

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026 2012/02/27(月) 19:58:49 ID:Ip2wO8um/2
     墓場まで持っていく誓い

太平洋戦争に出征していた老人に聞いた話。
その人は後方戦線にて、主に味方の兵士の死体を回収する任務に就いてたそうだ。
なんでも、腸がはみ出したのはもちろん、バラバラになって原型を留めていないのはイヤというほど片付けてきたらしい。
今も昔も軍隊は完全な縦社会。上官はウップンが溜まると二等兵を面白半分殴りつけた。下っ端は黙って耐えるしかなかった。

終戦を迎え、内地に戻る船の上のことだった。
暴力を受けた二等兵たちは、仕返しをするべく上官を夜の海に突き落としたり、秘密裏に殺害したという。
もちろん二等兵同士、口裏をあわせ、この秘密は墓場までもっていくことを誓ったらしい。
今の日本の若者は、そんな地獄を見なくていい反面、どん底を目の当たりにする機会がないので、
苦しい窮地に立たされたとき、なにくそ魂が欠けていると嘆いていた。
おっしゃるとおりだ。

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027 2012/02/28(火) 17:34:50 ID:bIxDVN.3oI
     ヒルが降ってくるのでご用心

奈良県十津川村で聞いた話。

ド田舎では、雨が降ったあと、うかつに木の下に立ってはいけない。
葉や枝にはヒルが潜み、生物が真下に来るのを待ち構えているのだ。
安易に木の下に行こうものなら、ヒルが降ってきて、
気づかないうちに服から露出した肌に吸い付いていることがあるらしい。
(どうやってヒルが獲物を判別するかまでは知らん。蚊の性質と一緒か?)
これ、現地の人なら常識。
なぜ木の上にヒルが? と地元の人に聞いたところ、こんなカラクリを明かしてくれた。

野生のイノシシはヌタ場と呼ばれる沼地でよく戯れる。
身体に付着したダニやノミなどを取り除くために、泥遊びする習性があるのだ。
その際に、沼地に潜む無数のヒルがイノシシに取り付く。ヒルに血を吸われると、
むず痒くなるものだから、木の幹でこすりつける。
そのときにヒルはイノシシから離脱し、木に移るのだという。

特に雨が降った直後は、水分を吸収したヒルが活発になり、
次なる獲物に取り付くべく待ち伏せするそうだ。
山での遭難におけるサバイバルテクニックの1つとして、憶えておいて損はない。

※画像は韓国で食用として珍重されるユムシ。思いっきりグロいね。

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028 2012/02/28(火) 17:39:25 ID:bIxDVN.3oI
     死人の目から黒い涙

数年前、叔母が十二指腸のガンで亡くなった。 享年53歳。
遺体を家で寝かせて、まる1日経つか経たないかうちに、奇妙な現象が起きた。
叔母の眼から黒い涙がこぼれ出したのだ。
タールのように真っ黒というほどでもない。水分に煤けた黒が混じっているという程度だ。

ところが眼だけではない。鼻や口からも、とめどなく黒い液体があふれてくるではないか。
見るに見かねた家族の者がタオルで拭ってやったものの、時間が経てばまた流れ出してくる。
おそらく身体の穴という穴から流失しているのであろう。

素人考えで腐敗した体液かと推測したが、季節は凍てついた冬。
いくらそばの遺族らがハロゲンヒーターで暖をとってたとはいえ、腐敗するには早すぎた。
そもそもイヤな腐敗臭はしない。たとえるならば温泉街の硫黄臭に似ている。

亡くなる直前、自力で排便できないほど弱っており、不謹慎な比喩だが地獄の餓鬼みたいに、
おなかがポッコリ膨らんでいた。腹腔内にたまった糞尿が逆流したのかとも考えられたが、
とすれば臭いでソレとわかるはず……

葬式慣れした老人衆に言わせると、稀にこんな現象が起きるそうだ。
もっとも、「非業の死を遂げた故人が悲しくて泣いているんだよ」と、医学的根拠に乏しいことを言っていた。

ネットの某サイトで人に意見を仰いだところ、
「死因によっては、遺体の穴から血液や体液が漏れることがよくあるそうなので、
単純に血液と体液が混じったものだったのでは? 静脈の血は黒っぽく見えますし、
死後、時間が立てば、さらに黒ずむこともあると思います」だとか、
「『黒い血』でググってみると、女性の生理時の出血や、病気による吐血または死亡後に、
何らかの組織と血液とが混ざり、黒っぽい『体液』となって出る……ようです」との回答を得られた。

いずれにせよ、死人が黒い涙を流すのはちょっと劇的だ。

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029 2012/02/28(火) 18:36:52 ID:ra9EfkdlAQ
>>27
山ヒルだろ?
渓流釣りする人なら常識だよ。
帰ってくるとそこらじゅうにくっついてるよ。
奴らは二酸化炭素と微妙な温度変化を検知してるんだよ。

なかなか取れないんだこれが・・・

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030 2012/02/29(水) 19:49:16 ID:IJi/2SyLgA
>>29
なるほど、やはり二酸化炭素と温度変化でわかるわけね。


     頭蓋骨と脳みその狭間

病院に男が診察を受けにやってきた。
頭痛がし、耳鳴りのような音も聞こえるのだとしきりに訴える。
いや、耳鳴りどころか……正確には、カサカサと何かが這い回る音がするのだと男は言った。
とにかく医師は、患者の頭部のレントゲンを撮ることにした。

彼の頭部のシルエットが映し出された。
頭蓋骨と脳みそのわずかの隙間にありえないものが映し出された。
ゴキブリだった。

ゴキブリの幼虫はごく小さい。男の就寝中、耳の孔から侵入し、
頭蓋骨と脳のわずかのスペースで生きながらえ、成長したらしい。

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031 2012/02/29(水) 20:00:40 ID:IJi/2SyLgA
[YouTubeで再生]
     ノコ引きの刑

むか〜し、昔の話じゃ……

東海道と中山道との間道に、千草越(千草街道)と呼ばれる伊勢に通じる難所があったそうな。

織田信長は朝倉氏を攻めるべく越後に乗り込んだはいいが、道中、浅井長政の離反にあい、京に取って返した。
その後、岐阜城への帰途についておったときの話じゃ。
信長が近江の千草越を通るのを、今や遅しと待ち伏せしておる黒い影があった。
鋭い眼光の男だった。男は火縄銃に2発の弾をこめ、13間(20数メートル)先の信長に狙いをつけた。
男は引き金を引いた。
凶弾が信長を襲う!
ところが弾丸は2発とも、彼の身体をかすめただけだった。
さすがの信長も、これには肝を潰したのだが。

男の名は杉谷善住坊。鉄砲の名手と言われ、うわさでは甲賀忍者第一の鉄砲の達人と囁かれたり、
あるいは雑賀衆、または凄腕の賞金稼ぎとも言われておった。
六角義賢の命を受け、この街道で待ち伏せしておったのじゃ。

からくも狙撃に失敗した善住坊はその場をあとにし、逃亡生活を余儀なくされることになった。
信長は懸賞金をかけて犯人の行方を追ったそうじゃ。

狙撃事件から3年の月日が経ったある日のこと。
ついに、近江の堀川村の阿弥陀寺に潜んでいた善住坊は捕えられることになった。
信長は処刑を命じた。それもムゴい方法で。
善住坊は立ったままの姿勢で首から下が土中に埋められた。首だけが地面から生えているような形だ。
そこへ、竹でこしらえたノコギリで、少しずつ首を引いていく処刑だ。なまじ竹製だからナマクラなこと、この上ない。
これがかの有名なノコ引きの刑じゃった。

善住坊はたっぷり時間をかけて死んでいったそうな……

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E8%B0%B7%E5%96%...

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032 2012/03/01(木) 20:17:03 ID:wSGo0PcLfI
「ちくしょう! まるでダイヤのようにかたい氷だ! 
おまけに兄貴の右足はクラック(割れ目)にくいこんじまっている!
風が強すぎるぜ! この風をやりすごしてから作業したほうが安全だ!」
「だめだ! 急ぐんだ! グズグズしていれば、天候はもっと悪化するだけだ! 打ち砕くんだッ!
氷ではなくイエルクを砕くのだ!!」

「えッ!?」
「この高さから落とせば、どうせ回収不能なほどバラバラになってしまうんだ……ためらうことはない!
これしか方法はないんだ!」
「…………」
「フリッツ……これはわたしの仕事だろう!」

                ……村上もとか『クライマー列伝』北壁 Part2.『時よ止まれ』より
                  8年前に転落死した長男・イエルクの遺体を回収しにきた、次男・フリッツと父との会話 

返信する

033 2012/03/01(木) 20:22:12 ID:wSGo0PcLfI
     「ここ」

究極的に一番怖いのは、幽霊よりも生きてる人間そのものであろう。
はるかな昔、おれは某P便で宅配便のアルバイトをしていたことがある。そこの先輩の体験談。

先輩はド田舎の、とある一軒家に荷物を届けに行った。
最後の荷物だったので気もゆるんだせいもある。
そこのおばあさんと話が弾み、ちょっと長居してしまった。
立ち去ろうとしたところを、おばあさんに呼び止められた。

「お兄ちゃん、折り入って頼みがあるんだけど……ムリを承知で言わせてね。
実は私んとこの一人息子が、A町の病院へ定期検診しに行かなきゃいけないのよ。
この子、足がないもんだから、すまないけど、町まで送ってやってくれないかね?」

どうせA町にある営業所まで帰らなければならないのだ。別にかまわないと返事した。
息子は40男。営業車の助手席に乗せ、発進させた。

無口な人だった。さすがに沈黙ばかりしてもいられず、先輩は社交辞令的に話しかけることにした。
曲がりくねった山道を走行しているときに、フト聞いてみることにした。あたりには民家はない。
「で……おじさん、病院へどんな定期検診受けに行くの? どこが悪いんです?」
「おれか?」40男は振り向いた。そしてコメカミを指差し、「ここ」と言い、ニタッと歯茎をむいて笑った。
目の焦点が合っていなかった……

先輩は無心論者のくせに、心の中で神様〜!と叫んだ。

返信する

034 2012/03/02(金) 18:54:39 ID:GzsDmyaJUc
なぜ誰も書かぬ!
放置プレイのつもりか!
あまりにも寂しいじゃないか!
お願い、誰か相手してよ……

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