「4丁目の夕日」まあタイトルはパロディだが、、、内容はこんなだ。
低学歴な印刷工のオヤジが子供を1流大学に上げたいという野望を抱き、独立。
が、妻が不慮の事故で入院費用が莫大となり、徹夜状態で働き、過労で印刷機に巻き込まれ
ぐっちゃんぐっちゃんになって死亡。
息子のタケシは一橋は安全圏内の秀才だったが、家の借金を払う為、受験をあきらめ家業を継ぐ。
従業員の三平と必死に頑張るが、悪徳金融業者に裏で手を回され取引減少、倒産。
兄弟を養う為、鉄工所で働くが、そこには以前オヤジに使われていた性質の悪い従業員がおり、
露骨ないじめにあう。
彼女に逢いたくても以前受験にかまけて相手をしなかった為、無視され、結局彼女は受験のライバル
立花君(財閥の御曹司、悪い奴ではない。)になびいてしまう。
3年間必死で働いたタケシ、なんとかボロアパートだが3人で慎ましやかに暮らせるようになり、
兄弟の誕生日を「ハウス バーモントカレー」で祝っていたところ、、、、
突然同じアパートにいたちょっとアレなじーさんが斧で乱入!兄弟を惨殺!タケシも片耳を切り落とさ れ、
タケシとうとう発狂!尋常でない力を発揮、(キチ○イだからバ○力があるとの解説付き)
じーさんから斧を奪い取り惨殺、奇声を上げながら通行人を次々と惨殺。
警察に取り押さえられ、すべてタケシの凶行ということに、、、、
精神病院にて20年間治療、、、ようやく退院 就職も難航し、ようやく駅の掃除夫となる。
同僚のオバサンに恋心を抱かれ、納豆入りおにぎりをいただいたり、ようやくタケシに平穏な暮らし
が訪れる。
「さあかけがえのない第2の人生の出発だ!」という言葉で締めとなる。
ちなみにタケシの母は、必死のリハビリでミシンを使えるくらいまで回復したと思ったら、、、、
あっさり痰をのどに詰まらせて死亡。
ライバルの立花君は、慶応を主席で卒業後、留学、立花財閥の後継者として完璧な人生を、、、
タケシの彼女は立花との関係をあっさり金でかたずけられ、しょうがないのでサラリーマンと結婚。
どうです?コレ、、、、これはこれで現実にあっても不思議でないような、、、、
だれか映画化しないかな?
ちなみに作者は山野一。 自殺した漫画家ねこぢるさんの夫です。
山野さんをまねて漫画をかいた奥さんの漫画が当たってしまってそれが原因で自殺とは、、、、
ねこぢるさんの漫画ファンだったので当時はショックでした。
返信する